ナンパハザード〜鬼塚VSスペ高レディ〜前編
梅田のストリートで
オレは震えていた..
なぜか?
それは俺にもわからない。
この震えが武者震いなのか、敗北への怯えなのか分かるのは、60年後、梅田ストリートのジャンカラに連れ出したOLの笛ぇらをされてもなお、シワシワのち○こが立たなくなった時なのかもしれない(๑˃̵ᴗ˂̵)
〜某日〜
オレは仕事が長引いて背広会の飲み会に少し遅れて到着した。
小走りで飲み会が開かれてる居酒屋の入った雑居ビルに近づくと、1人のスーツレディが目に止まった。
「いや〜!お待たせ!ごめんごめん、電車の乗り方忘れてて遅れたわw間違えて回送で通過する列車にむりやり乗ろうとしたら5メーターぐらい弾き飛ばされたわ!」
「・・・」
「・・・っていう待ち合わせした程で話しかけるナンパってよくあるけどカリスマOLの人らからしたらあれどうなん?」
「・・・顔がタイプやったらええと思うで!」
「よっしゃ!それじゃ、お待たせ^ ^」
「・・・」(斜め上を見上げて目をパチクリする)
「・・・・・・おい誰が顔タイプちゃうやwwww」
「なかなかおもろいやん!お兄さんめちゃ若いやろ?他の子にしい。あの子とか若くて可愛いやん」
「ああ、あの子らはな、今から始まる俺とお姉さんのドラマのエキストラ、、」
「いい!いい!そんなんいいねん!いらんいらんw」
少し話せばわかった。
会話の途中で相手の発言をある程度予測して次の言葉を準備してる間の使い方はオレと同じリディムを感じたが、総合的なコミュ力や経験値という点では雲泥の差がある。
もちろん、俺が泥の方だ。
そしてなにより、時に獲物を見つけたかのような鋭い眼差しを見せる。
その眼光はまるで、、
大手企業の営業管理、アディオスの5つ上。梅田にはあまり居ないタイプの独特なオーラを持っている。見た目は少しSっ気のある顔程度の印象だが、今まで出会った中でも群を抜いて口説かれ慣れてる(とアディオスは予想)
「お姉さんただモノじゃないやろ?」
「普通のOLさんです。笑笑
てかお兄さんもめっちゃ慣れてるやん」
「普通の梅田のエースです^ ^」
「エースなんや!笑」
自信のある雰囲気を意識する。
数分間、LINE交換するかどうかをミラ子に振り回されながらも、なんとかバンゲ。
その日は背広会の会合を楽しんだ。
〜アポ当日〜
オレは覚悟を決めた。大袈裟かもしれんが、今の実力をミラ子を即って確かめたかった。
しかしミラ子はアポ前から既にひとすじ縄では行かない。
負けたくないアポの時は、あらかじめラインが入ってきた瞬間に電話をかけて第一声の「5秒だけミラ子の声聞きたくなったからかけたわ!」とか言ってこっちのペースに巻き込んで電話メンディーしてるけど、そもそもラインが返ってこないw関口www
でも諦めたくない。
即れるかどうかは置いといて、
勝負してみたいんや、、!!
てことで、、、
ザオラル!!
変にひねったりせずストレートに気持ちをぶつける事がなによりも大切ってのはもう散々言ってるしみんなも聞き飽きてるやろうからもうあえて書かへんからな?
書かへんぞ?
変にひねったりせずストレートに気持ちをぶつける事がなによりも大切とかは今更あえて書かへんからなぜったい。
そんなこと書いたらどうなる?
みんな聞き飽きてるから、飽きてブラウザ閉じちゃうよな?笑
だからオレは書かないぜ!
わーってる、書かない。
ぜったいにだ。
変にひねったりせずストレートに気持ちをぶつける事がなによりも大切ウウウゥゥゥwwwwwwww
全員の予想を裏切らず、書いたぜええええいwwwwヒュウウウーーーーーっ!!
オレは高鳴る鼓動が夕暮れの君の姿にリンクして股間がDA PUMPになった。
そして、アポ当日。。
果たして、アディオスVSスペ高レディの対決の行方は?!
空前絶後のナンパハザードにアディオスは打ち勝つ事が出来るのか?!
後編へ続く!!!